大人も子供も大好きなカレー。
でも、、
- カレーを食べると汗が止まらない!
- カレーを食べたら顔から汗が吹き出る!
- 辛くないカレーで汗を掻くのは異常なの⁈
こんなことをふと考えたことありませんか?
今回の記事では、どうしてこんなに汗が出るのか、その理由に迫ってみました。
カレーを食べると汗が出る理由
辛いものを食べると体が温まるような気がします。
中でもカレーを食べると冬でも汗が出てくるのはなぜなのでしょう?
理由は「カレーに含まれている物質」にありました。
その「物質」が体内に入ることで消化器官の運動が高まります。
涼しい場所や冬の寒い時期でも「辛いカレーを食べて汗が出た」という経験のある人は多いでしょう。
「汗を出す=代謝を促す」のはスパイスの効果
ご存知のとおり、カレーはたくさんのスパイスで作ります。
ウコンやカルガモン、コリアンダーやクミン、シナモン…等々のスパイス。
もともとは、漢方薬として使われていたスパイスが多いです。
そして、その効果効能は、
肝臓・胃腸の働きを良くしたり、せき止め、疲労回復、殺菌作用、下痢止め、風邪・肥満・二日酔い・冷え性・肩凝り予防など、
さまざまな健康効果をもたらしてくれます。
このスパイスに含まれている物質が消化器官に大きな刺激となって作用するのです。
消化器官の運動が活発になれば、体内で多量の熱量が発生します。
そうすると、その発生した熱を冷ますために毛細血管が拡張して新陳代謝が活発になり、発汗による蒸散が行われるというわけなのです。
汗が出る食べ物は、辛い食べ物だけじゃない
程度の差はあるにせよ、人間は食事をとることによって多少の発汗が促されます。
これも胃の中に食べ物が入ることによって消化器官の運動が高まり熱を生じるためです。
こうしたことから多少の汗が出るというわけで、アルコールを飲んだ時に汗をかいたり、体が温まる感じがするのも同じです。
また、消化器官への刺激が強ければ強いほど「出る汗の量」は多くなります。
つまり、「辛ければ、辛いほど」汗をかくのは、理にかなったことなのです。
冬でもカレーを食べると汗をかくのは、そうした事実に基づいています。
昔の人も取り入れていた強力なスパイスの効力
人間の体を体内から発汗させるスパイス。
このスパイスの力はとても強力です。
例えば、冬に唐辛子を布に包んで「靴の先」に入れておくだけで足の指先がポカポカして暖かくなります。
極寒の地でも凍傷にかからないほどの威力があるのです!
こんなエピソードからも、いかにスパイスが強力なのか分かりますよね。
さらに、カレーは
- 若返り
- 美肌効果
- 加齢臭
- 認知症予防
- 動脈硬化
にも効果的と言われています。
独自の進化を遂げた国民食のカレー。
熱中症予防や夏バテ防止にも一役かってくれるカレーを食べて元気に過ごしていきましょう!